ハプティクス研究センター

センター長 : 村上 俊之(理工学部教授)
活動拠点キャンパス : 新川崎タウンキャンパス

センター概要

本研究センターは力触覚技術が示す学術的な成果を応用し広く医療・産業界に普及させることを目的とし、その鍵技術となる力触覚技術の研究開発や、医工・産学連携を通して力触覚技術の多面的な展開を支援する。本研究センターの目的は医療・産業界のインフラストラクチャに関わる研究開発および基盤設置であるため、そのアウトカムが多彩な現場で積極的に利用されることか必要である。さらに、医療・ものつくり現場の現場力を飛躍的に向上させるには、技術が長期的に安定供給され、企業との連携のもと、技術が継続的に成長していく仕組みが必要不可欠となる。本研究センターは産業連携および医工連携の拠点となることでこの課題を達成する。

キーワード・主な研究テーマ

力触覚技術、医工連携、人間支援動作、ハプティクス技術の多面展開

2017年度 事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標

ハプティクスモジュールについてコンソーシアム企業に供給を開始するとともに引き続きEasy to useを目指して改良を加える。また、福祉機器の開発を重点的に行う。

■2017年度の新規活動目標と内容、実施の背景

新たに農業分野への展開とGPM(general Purpose Machine)の開発をスタートする。

2017年度 事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

2017年度は2016年度に完成した力触覚技術の鍵となるハプティックモジュール(ABCコア)を普及させる活動を引き続き行い、実応用への更なる展開を図った。その結果、生産技術や医療応用等で多大な進捗があった。研究については多くの論文や普及解説書でその成果を発信した。また、様々なイベントに参加しこの技術の普及と啓蒙を図った。

■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)

  1. 公刊学術論文(5編)
    1. Simon Lemerle; Takahiro Nozaki; Kouhei Ohnishi  "Design and Evaluation of a Remote Actuated Finger Exoskeleton using Motion-Copying System for Tendon Rehabilitation"
      IEEE Transactions on Industrial Informatics, Accepted for publication (2018) 他4編
  2. 学会発表(7編)
    1. Satoshi Fukushima, Hiromu Sekiguchi, Yuki Saito, Takahiro Nozaki and Kouhei Ohnishi "Online Compensation of Gravity and Friction for Haptics with Incremental Position Sensors"
      2017 IEEE 24th International Conference on Mechatronics and Machine Vision in Practice, M2VIP (2017), Auckland, New Zealand, 21st Nov - 23rd Nov, (2017) 他6編
  3. イベント(2件)
    1. CEATEC2017 (幕張メッセ2017年10月)、Rododex2018 (東京ビッグサイト2018年1月)

■センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄

知財憲章、基本契約などを三田の研究連携推進本部(知財担当)のご指導の下で作成し、コンソーシアム間で共有している。また、センター名で多くのイベントに参加し、技術の普及活動にも注力した。

所員

所員(兼担)

村上俊之 理工学部 SD工学科 教授
大西公平 理工学部 SD工学科 教授
野崎貴裕 理工学部 SD工学科 助教(有期)
太田喜久子 看護医療学部 教授
河奈裕正 医学部 歯科・口腔外科学 准教授
和田則仁 医学部 外科 専任講師
小林英司 医学部 臓器再生医学寄付講座 特任教授

所員

永島晃 先導研究センター 特任教授(有期)(研究)(非常勤)
新明脩平 先導研究センター 特任助教(有期)(研究)
飯田亘 先導研究センター 研究員
下野誠通 先導研究センター 共同研究員
瀬上伸一郎 先導研究センター 共同研究員
松永卓也 先導研究センター 共同研究員
溝口貴弘 先導研究センター 共同研究員

訪問学者

齋藤拓朗 先導研究センター 訪問教授