デジタル技術を前提とした新しい社会システムへの取り組みが活発化している。こうして取り組まれている新しいDXは、5Gや光ファイバーによる安定したインターネットを土台とし、映像や音声を自由に利用できるアプリケーション、さまざまなデジタルデータを分析して可能となるAIベースのサービスなど、アナログ時代のシステムをデジタルに置き換えるのではなく、人と社会のためのデジタルを前提とした新しいシステムの発展となっていることが特徴である。
医療分野でもこれまで推進してきた電子カルテなどのデジタル化を始め、病院と患者、医療と健康、個人と生活など、さまざまな関係で新しく連携した取り組みが進められてきている。本セミナーでは、慶應義塾大学サイバー文明研究センターの取り組みとして、こうした動きを概観するために、専門家による多様な視点からの講演と、専門家によるパネルディスカッションを通じて、これからの医療・健康分野のDXを展望する。
第2回のセミナーでは、医療機器のデータ連携やロボティクスに着目してその先端事例を議論し、我が国のテクノロジーが世界の健康と医療にどのように貢献できるかについて知見を共有する。
日 時:2022年10月11日(火) 13:00~18:00 (開場12:30~)
場 所:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
参加方法:会場参加(先着順定員100名)またはオンライン参加
事前登録が必要です。詳しくは、こちら をご覧ください。