日本では2030年代以降、年間死亡者数が150~160万人台で推移するという多死社会化が予想されている。多死社会においては、現在よりも死に関する議論が活発化し、我々は死をとらえ直す必要性に直面するだろう。死は肉体的なものである一方で、魂と切り離せないものでもあるため、死をとらえ直すことは肉体と魂を再考することでもある。
このシンポジウムでは、解剖により肉体をとおして「死」を考えてきた養老孟司・東京大学名誉教授と、僧侶、宗教学者として宗教や魂をとおして「死」と向き合っている釈徹宗・相愛大学学長とともに、「死」「肉体」「魂」に関する考え方が多死社会ではどのように変わっていきそうか、日本や他の社会における死生観の変遷も交えて議論する。
- 日 時:
- 2022年12月19日(月)14:00~15:30
- 開催方法:
- オンサイト◆慶應義塾大学三田キャンパス東館G-labホール
- 開催方法:
- オンライン◆Zoomを用いたオンライン配信
- その他:
- どなたでも参加可、参加費無料
事前に参加申込が必要です。詳しくは、こちら をご覧ください。