アテンションエコノミーの暗翳が、言論空間に覆い被さっている。我々は、2022年1月、共同提言「健全な言論プラットフォームに向けて-デジタル・ダイエット宣言 ver.1.0」を発表し、アテンションエコノミーへの対抗策として、「情報的健康」というコンセプトを打ち出した。
また、2023年5月には、共同提言「健全な⾔論プラットフォームに向けて ver2.0―情報的健康を、実装へ」を発表し、「情報的健康」の概念をより包摂的なものにするとともに、「情報的健康」の実装に向けた具体的な取り組みを示した。
「情報的健康」プロジェクトの発足から2年が経過している現在、「情報的健康」に関する研究や各社の取り組みは加速度的に増加しつつある。本シンポジウムでは、研究等の紹介、講演やパネルディスカッションを通じて、現代の言論空間の課題や「情報的健康」の現状を皆様と共有したい。また、さまざまな分野の研究者や言論空間に関するステークホルダーをお招きし、学際的・分野横断的に議論することを通じて、「情報的健康」の実装を促進し、総合知を結集して健全な言論空間を創出する契機としたい。
【開催日時】
2024年3月26日(火) 10:30~18:40 (開場10:00)
【開催場所】
慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
※ 途中入退場自由
※ 同時配信あり(Zoomウェビナー方式)
※ オンライン参加ご希望の方には参加用URLをお送りいたします
【言語】
日本語
【参加対象者】
どなたでもご参加いただけます
※要事前登録
【費用】
無料
【事前申込】
事前登録:こちらからお申込みください。
※ 受付終了 2024年3月25日(月) 12:00
※ 会場参加は定員に達した時点で申込みを締め切ります
【共催】
・慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート
・「情報的健康」プロジェクト
【後援】
・オリジネーター・プロファイル技術研究組合
・計算社会科学会
・人工知能学会
・JSPS 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業「偽情報と政治的分断に関する
東アジア諸国を中心とした包括的研究」(研究代表者:粕谷 祐子)
※このシンポジウムは、JST-RISTEX『SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム』
「可視化によるトラスト形成:パーソナライズされたデジタル情報空間のリテラシー教育
(研究代表者:鳥海 不二夫)」の支援のもと開催いたします。
【問い合わせ先】
「情報的健康」プロジェクト事務局
窓口担当者名:相馬 諒太郎
メールアドレス:ryotarosoma[at]keio.jp
お申し込み内容等の詳細についてはこちらをご確認ください。