あなたが、日々を過ごす建築について、考えてみたことがありますか? 毎日その脇を歩く家々、通学に使う駅、通っている学校――まずは、ちょっと立ち止まって眺めてみてはどうでしょうか?
慶應義塾大学三田キャンパスの建築群は、さまざまな変遷を経験し、現在の姿になりました。建築物の中には福澤諭吉の存命中に建てられたものもありますし、各世代の日本を代表する建築家によるものもあります。こうした価値ある建築物が多く残されているところには、義塾の歴史を感じることができます。
キャンパスに通う学生が日ごろ何気なく教室や図書館として利用している建物が、重要文化財であったり世界的な建築家の作品であったりすることを知れば、大学や建築という自身を取り巻く環境に気づき、豊かな空間体験に目が向くことでしょう。
また三田キャンパスの建築群は、日本の近代建築史の流れを実際に目にできる貴重な環境といえます。それゆえこれらの建築物は慶應義塾にとってだけでなく、地域にとってもきわめて重要な文化資源です。
慶應義塾大学三田キャンパスの、通常は非公開の建築物「旧ノグチ・ルーム」「演説館」を特別に公開します。また、キャンパス内にある彫刻や建築を解説したマップを配布します。マップを片手に、自由にキャンパス内の散策をお楽しみください。
【開催日時】
2024年11月12日(火)、11月13日(水)
11:00-17:00
【開催場所】
慶應義塾大学 三田キャンパス
【参加対象者】
どなたでもご参加いただけます
*車椅子で旧ノグチ・ルーム見学をご希望の方は、事前にご連絡ください。
【費用】
参加無料
【主催/助成】
主催:慶應義塾大学アート・センター/「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクト
助成:令和6年度 文化庁 Innovate Museum事業
【お問い合わせ】
慶應義塾大学アート・センター
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
TEL:03-5427-1621
MAIL:cunary[at]art-c.keio.ac.jp
【関連イベント】
・「建築ガイドツアー」
【日時】11月12日(火)、13日(水)各回14:00-(1時間半程度を予定)
【対象】どなたでもご参加いただけます。
【定員】各回20名
【費用】無料
【お申し込み方法】要事前申し込み(10月31日(木)締め切り、応募多数の場合は抽選)
お申し込みはこちら
*抽選の結果に関わらず11月4日(月)までにご連絡いたします。
お申し込み内容等の詳細についてはこちらをご御覧ください。