前身の地域研究センター時代から原則として隔年に開講してきた公開講座を2025年度も以下のテーマのもと、開講いたします。
この講座は、専門家によるオムニバス形式による一連の講演により開講されますので、その内容を開講年の翌年に単行本として出版します。2010年度以降では「南アジアの文化と社会を読み解く」、「アジアの核と私たち」、「アジアの文化遺産―過去・現在・未来」、「都市から学ぶアジア経済史」、「素顔の現代インド」、「激動の朝鮮半島を読みとく」「流動する中国社会」が開講・出版されています。
【概要】
インドやバングラデシュなど南アジアでは、古来、綿や絹など多様な繊維を使った織物の生産が盛んであった。織物は、南アジアの人々の暮らしを支え、豊かな服飾・装飾文化を育み、さらに世界各地に輸出された。南アジア産織物は、輸出先においても人々の暮らしや文化・芸術の発展に資したのみならず、その国産化を刺激して産業の発展を促すこともあった。本講座では、歴史学、経済学、文化人類学、地域研究の分野から専門家をお招きし、14世紀から現在までを対象に、南アジア産織物の生産・流通(貿易)・消費およびその影響を通じて、南アジアと世界諸地域との関係史を紐解きたい。全10回のシリーズです。
【開催日時】
2025/10/3~12/19(10/17,11/21を除く) 毎週金曜日 17:00~18:30
【開催方法】
ハイブリッド開催(慶應義塾大学三田キャンパス/Zoom)
【参加対象者】
塾生、塾員、教職員、一般
【費用】
無料
【事前申込】
参加希望の方は、各講座開催日3日前23:59まで(締切厳守)に、申込フォームからお申し込みください。
期日までにお申し込みいただいた方には、事前に、zoom会議情報をお送りいたします。
【問い合わせ先】
慶應義塾大学東アジア研究所
Mail:kieas@info.keio.ac.jp
お申し込み内容等の詳細についてはこちらをご御覧ください。